経営企画コラム

経営企画が企業経営アドバイザー資格を取得する5つのメリット

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経営企画に必要な知識は資格で身につけられる?
経営企画部に配属されてから、経営戦略・財務分析・事業計画・法務など幅広い分野の知識が求められることに驚いた方も多いのではないでしょうか。
会社の将来を左右する提案や分析を行う重要な部署であるにも関わらず、会社から十分な研修が受けられず、手探りで業務にあたる社員も少なくありません。

「ロジカルシンキング」や「財務三表」だけでは太刀打ちできない業務も多く、より体系的な知識の習得が必要だと感じている方も多いはずです。

そこでオススメなのが、「企業経営アドバイザー資格(通称:AEA/アドバイザー資格)」の取得です。
経営企画部門で活躍するには必須ではないものの、企業経営アドバイザー資格は経営企画業務と非常に親和性が高く、実務に直結する知識を得られるため、取得メリットは非常に大きいです。

この記事では、経営企画部の実務経験をもとに「企業経営アドバイザー資格を取得する5つのメリット」について解説します。

企業経営アドバイザー資格とは?

企業経営アドバイザー資格とは、日本政策金融公庫が主催する、中小企業の経営支援に必要な知識を問う民間資格です。
「金融機関や士業のための資格」という印象が強いかもしれませんが、実際の出題範囲には経営企画業務で使う知識が多数含まれています。

例:
・経営戦略・事業計画の立て方
・マーケティング・財務・人事など部門横断的なマネジメント
・SWOT分析や3C分析などのフレームワーク
・中小企業の資金調達や事業承継対策 など

これらはすべて、経営企画で扱う資料・レポート・会議資料などに頻出するテーマです。

メリット1:業務に即役立つ知識を体系的に学べる

経営企画の仕事はとにかく「範囲が広く、深い」。 市場分析、予算管理、全社戦略、内部会議資料の作成、役員報告など多岐にわたります。
しかし、業務に追われていては、ひとつひとつの知識を体系的に学ぶ時間がなかなか取れません。

企業経営アドバイザーの資格学習では、経営に関する全体像を横断的に学べるため、業務の中で断片的に覚えていた知識をつなげ、深く理解することができます。

メリット2:社内での信頼・評価が上がる

経営企画部門は、現場からも経営層からも「説明力」や「提案力」が求められます。
「○○の資格を持っている」という事実は、部署内だけでなく役員や上司からの信頼にも繋がります。
特に「財務に強そう」「全社視点がある」といった印象を持たれることは、経営企画では大きなアドバンテージになります。

「アドバイザー資格を取得した後から、資料レビューが通りやすくなった」「経営層との距離が縮まった」という声も実際にあります。

メリット3:転職やキャリアアップに有利

経営企画の仕事は汎用性が高く、キャリアの武器になります。 しかし、「実務経験」だけでは転職市場で自分のスキルを説明しづらいことも多いです。
企業経営アドバイザー資格を持っていれば、経営支援に関する基礎知識があることを客観的に証明できます。
特にベンチャー企業や中小企業、コンサル業界への転職では評価されやすい資格です。

また、資格取得をきっかけに、社外のセミナーや勉強会に参加しやすくなり、ビジネス人脈の広がりにもつながります。

メリット4:中小企業のリアルな課題を理解できる

企業経営アドバイザー資格の特徴は、「中小企業に特化したリアルな経営課題」にフォーカスしていることです。
多くの経営企画担当者が「実際の現場の課題がわからない」と悩みますが、この資格では中小企業の資金繰り・事業承継・人材不足・販路開拓など、現場レベルの課題に関する知識を学べます。

大企業でもグループ会社の支援や子会社管理に関わる場面は多く、中小企業的な視点は経営企画にとって非常に重要です。

メリット5:中小企業診断士へのステップアップにも

企業経営アドバイザーの資格は中小企業診断士ほどの難易度ではありませんが、出題範囲には重複する部分も多く、「診断士への前哨戦」として最適です。
経営企画としての実力をさらに高めたい人は、中小企業診断士の取得を目指す人も多いでしょう。

その前にアドバイザー資格で基礎固めをしておくことで、診断士試験の学習がスムーズになり、挫折しづらくなります。

まとめ:経営企画ならではの価値ある資格

企業経営アドバイザー資格は、経営企画の実務と非常に相性が良い資格です。 単なるお勉強ではなく、業務に直結し、周囲からの信頼と評価にもつながる実用資格です。
「業務レベルを上げたい」
「社内評価を上げたい」
「将来の転職やキャリアアップも見据えたい」

そんな方にはぜひおすすめしたい資格です。

企業経営アドバイザー資格の取得メリットまとめ

・経営企画に必要な知識を体系的に学べる
・社内での信頼・評価が高まる
・転職市場で有利になる
・中小企業の実態が理解できる
・中小企業診断士への橋渡しになる

経営企画という仕事は、学び続けなければ取り残される厳しい世界です。
その中で、資格という「武器」を持つことは大きな支えになります。

今後のキャリアの土台作りとして、まずは企業経営アドバイザー資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。

(ライター:Takahashi Shuta)