キャリアデザインQ&A

転職活動で不利?法政大学キャリアデザイン学部のデメリット

転職活動で不利?法政大学キャリアデザイン学部のデメリット

転職活動では、前職でのキャリアがすべて。
すなわち、「学歴は無関係」との声もありますが、実際にはそんなことは断じてない。

30代・40代の転職活動であっても、履歴書に記載される学歴は見られるのが現実。
何故なら、職務経歴書を見て前職で「どの会社・ポジション・職種・受賞」をしていようが、それが凄いことなのかは他社からは判別がつきにくいからだ。
一方、学歴を見れば偏差値は一目瞭然である。

どこの大学出身かだけでなく、学部も重要だ。経済学部出身なら金融知識がある、法学部なら法律知識、国際文化学部なら外国語が話せるというイメージがある。
そんな中、謎のキャリアデザイン学部について当記事で掘り下げたい。

法政大学キャリアデザイン学部卒業生の搭載とライターに転職活動・就職活動などのメリット,デメリットについて聞いてみた。

新卒就職活動にキャリアデザイン学部はメリットを感じた?

特に感じませんでした。

良く言えば、キャリアデザイン学部は珍しく面接官の目を引きます。
必ず、「何を勉強する学部なのか」聞かれるので、準備を徹底しておく必要があります。
悪く言うと、専門性がない学部だと思われます。ビジネスの世界では役立つイメージが乏しく、経済学部や経営学部のほうが有利に思えます。

あとは、どんな業界もチャレンジできることはメリットかもしれません。専門性がない分ですね。
キャリアデザイン学部の友達も様々な業界に進んでいます。
教員、金融、IT、不動産、小売業、人材会社、ウェディングなど様々でした。
また、職種も営業、経理、人事、システムなど様々です。
ひとりだけキャリアカウンセラーをやってる友達もいますね。

キャリアデザイン学部の経験が活かせるのは人事や転職エージェントだと思いますが、キャリアデザイン学部出身というだけで異動や転職できるとは限りません。

出世においてキャリアデザイン学部はメリットがある?

特にないと思います。

そもそも、出世において出身学部を見られることはありません。
強いて言えば、キャリアデザイン学部では企業や組織の仕組みを学ぶので、どういう人が出世するのか理解はあるかもしれません。

転職活動においてキャリアデザイン学部はメリットがある?

面接での伝え方次第ですが、大きなメリットになります。

キャリアデザイン学では、自身のキャリアをどう描いていくかを学びます。
つまり、転職という選択肢を学部の経験からポジティブに語ることができるのです。

友達や親戚との会話でキャリアデザイン学部はメリットがある?

話のネタになります。

珍しい学部であるからこそ、何をやってるの?と聞かれることは多いです。
また、尾木直樹先生(通称尾木ママ)が教授をしていたことも話のネタになります。
(ライター:Nakanishi Hajime)