経理の転職Q&A

営業から経理に転職して気付いたメリット5つ【体験談】

経営業から経理に転職して気付いたメリット5つ【体験談】

営業職5年目。それとなく仕事はこなしていますが、目立った成績も出せず、やる気も出せずに過ごしています。
最近、経理の仕事に興味を持ち始めました。調べてみると奥が深い世界と知り、転職チャンスがあればしたいと思います。
そこで、営業職から経理に転職した人の体験談を聞きたいです。実際に転職するとどんなメリットがあるのでしょうか。
(20代女性・サービス業営業職)

同じ会社員でも営業と経理は別世界。
社会人スタートを営業職で過ごして転職や異動で経理に転身して活躍する人も多い。
今回は営業から経理に転職するメリットについて、実際の体験談を基に当サイトライターが回答してみた。

ノルマ目標から開放される!ストレスが少ないのが経理

最も大きいメリットは、自分自身に課せられる数字がないこと。

私のようにメンタルが弱い営業マンは、課せられた数字のプレッシャーは夢にも出てくる。
経理部門は売上の出ないコストセンター。個人に数字を課せられることがないのはかなりストレス低減である。

クライアントと折衝することがない!対人関係のストレスが少ないのが経理

コミュ障でなくとも、クライアントとの人間関係はストレスとなる。

クライアントと会うと思うとそれなりに緊張感もあるし、営業というのは自社とクライアント企業の間に立つ中々ツライ役回りだ。
経理はクライアントと直接会うことは極めて少ない。自社の上司、時には社長や役員と話すこともあるが、あくまでも社内の人間。対人関係ストレスは営業時代よりもはるかに小さい。

猛暑、極寒、雨の日の地獄の外出・出張ストレスが少ないのが経理

営業職はクライアントとの約束があればどんな日でも行かなくてはならない。

気候が良い日なんかは会社から出かけるのは気分の良いものだが、真夏や真冬は中々こたえる。
特に真夏の炎天下はキツイ。今でこそクールビズが推奨されるが、クライアントによってはスーツ・ネクタイを締めて行かなければならない日もある。

経理はこの辺りのストレスはない。
銀行や内部監査に出向くことはたまにはあるが、基本的には外出や出張がなく快適なオフィスやテレワークで過ごせる。
改めて、経理に転職して良かったと思える。

どうしても体調が悪い日は仕事を休みやすいのも経理

営業職はクライアントとの約束が絶対の為、多少体調が悪くても休めない。

また、プライベートの予定があってもクライアント優先で休みが取りにくい。

もちろん、経理がいつでも休める訳ではない。決算期や支払日などは休めない。
残業も必須で予定なんか入れられないのが現実である。
ただし、それ以外は割と融通が効く。
クライアントの予定に左右されることはないので、プライベートの予定も前もって計画的に立てることができる。
もし上司に出勤や残業を頼まれても基本的には断りやすい。

残業代なんて出ない無意味な飲み会がないのが経理

営業はクライアントとの付き合いが必須。

業界にもよるが、飲み会好きなクライアントもいる。仕事の飲み会は苦痛なので、二軒目、三軒目と付き合わされるのは地獄のようだった。営業経験から言えば、二軒目に行くかどうかで仕事を取れるかは変わるのが現実であった。

また、部署の飲み会も営業のほうが経理よりもはるかに多い。
達成会、仕事後の軽い打ち上げ、懇親会、歓送迎会。
歓送迎会は転職してからの経理もあるが、営業は人の出入りが激しい分回数が増える。仲間意識を持つことは大切だが、結構しんどい。

飲みは好きだが、気を遣う仕事の飲みが減ったのは経理に転職した大きなメリットだった。

サービス残業がなく、きちんと残業代を稼げるのが経理

ハッキリ言って、営業の残業はグレーゾーンが多い。

これは会社によるが、私の場合は休みの日や就業後にクライアントからメールや電話が来ても最低限の対応をしていた。
いつでも即レスポンスすることが営業マンとしての信頼に繋がることは言うまでもない。短時間の対応であればサービス残業だ。

経理ではクライアント対応はない。
休みの日に会社から電話が来ることはない。もし対応すべきことがあれば残業代はしっかり請求できる。

地道にコツコツと経験を積めば着実に成長を感じられるのが経理

これだけは断言できるが、経理は経験勝負の世界だ。

経験とともに知識がついてきて、仕事ができるようになる世界だ。
しかしながら、営業は偶然仕事が取れることもあるし新人営業マンがたまたま成果をあげられることもある。
これはメリット・デメリットどちらもあるが地道な努力で成長したいタイプの人間には経理をオススメする。

資格を取れば評価や昇進に繋がる!努力が実を結ぶのが経理

経理関連の資格には簿記、税理士、公認会計士など沢山ある。

仕事しながら資格取得は大変ではあるが、ダイレクトに仕事の成果に繋がる。
うちの会社でも日商簿記1級資格取得者はそれなりに昇進をしている。
(私は簿記1級は挫折したが)
メリットと言えるのかはその人次第だが、大人になっても勉強の機会が用意され、クリアすれば昇給や昇進に繋がるのが経理だ。ちなみに、営業職にはこれといった資格がない。

もちろん、簿記などの資格を取ったからといって経理で昇給や昇進にダイレクトに繋がるわけではないが、間接的には繋がるだろう。

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転職に有利!どの会社でも活躍できる手に職がつくのが経理

今の時代、ずっと同じ会社にいるとは限らない。転職に有利な職種のほうが良い。

業界を問わない経理は転職が当たり前の時代。転職ごとに年収や待遇アップすると聞く。(私自身は経理職としての転職は未経験だが)
とにかく一定の経験を積むことで将来の心配がなくなるのはとてもありがたい。

経理は将来的に年収アップの可能性が広がる。営業より年収アップしやすいのが大きなメリットだ。

総じて言えることは、同じ会社員でも営業職と経理職ではまるで世界が違う。
経理で働くことが必ずしもメリットばかりではないが、営業よりもメリットが多いと思う。
少なくとも私は、営業から経理に転職して良かった。
(ライター:Takashi Yamada)