「経営企画に異動=戦略立案や経営陣との議論が増える」と期待していた私。しかし現実は、朝から晩までExcelとにらめっこ。これって経営企画なの?と自分のキャリアに疑問を抱く日々が始まりました。本記事では、経営企画の仕事内容のリアルと、Excel業務地獄から抜け出す方法を、新人時代の体験談を交えてお伝えします。
Contents
経営企画に異動した日のワクワクと、その崩壊
異動辞令を受け取った瞬間、私は「ついに花形部署だ!出世街道に乗った!栄転だ!バリバリ仕事して会社経営のプロフェッショナルになるぞ!」と胸を躍らせました。確かに、経営企画は会社の頭脳。予算編成や中期経営計画の策定、M&A検討、事業戦略立案…そんな華やかなイメージが頭をよぎります。
ところが、初日から渡されたのは「前年実績と今年度予算の差異分析」というファイル。そして次の日も、次の週も、ほぼExcel作業の繰り返し。しかも関数やピボットの細かい設定ばかり。会議室よりもExcel画面の方が長く見ているという現実に直面しました。
なぜ経営企画はExcel業務だらけなのか
- 全社データ集計の中心だから:売上、コスト、人員数など各部署から集まるデータを一元化し、分析する必要があります。
- 意思決定資料は数字が命だから:役員会や経営会議では「数字で語る」文化が根付いており、その準備が膨大。
- 社内システムが必ずしも万能ではない:ERPやBIツールがあっても、最終的な調整や加工はExcelが担うケースが多い。
つまり、経営企画の華やかな戦略業務は「数字の下支え」という地味な土台の上に成り立っているのです。
Excel苦手だった私がどうやって学習して成長できたか
実は、異動前の私はExcelがあまり得意ではありませんでした。 関数はSUMとIF程度、ピボットテーブルは存在は知っているけど触ったことなし。 そんな私がまずやったのは、**社内で一番Excelが得意な先輩の隣に座る**こと。 ちょっとした作業でも「今のショートカット何ですか?」と即質問し、 マクロの使い方や関数の応用をノートにまとめていきました。 さらに、業務後にYouTubeやUdemyで「経営企画向けExcel実務」動画を視聴。 気づけば半年後には、部署内で「Excelのことなら○○さん」と言われるまでに成長できました。
Excelだらけで疲労困憊したエピソード
忘れもしない、初めての予算編成期。 朝9時から夜23時まで、ほぼ座りっぱなしでExcelとにらめっこ。 複雑な数式とリンク先を追ううちに、頭がぼーっとして数字が二重に見えるほど。 家に帰っても、夢の中で「#REF!」のエラーが出てきてうなされました。 この経験から、私は**適度な休憩と目のストレッチの重要性**を痛感しました。 Excel作業は集中力が必要ですが、体力勝負でもあるのです。
私が絶望から抜け出すためにやったこと
- Excelスキルを徹底強化 単なる入力作業ではなく、関数、マクロ、Power Query、ピボットテーブルなどを駆使し、作業時間を短縮しました。
- 経営会議に近づく努力 資料作成時に必ず上司に「この分析結果は会議でどう使うのか?」を質問し、戦略視点を身につけました。
- データから提案までつなげる 単に数字を並べるだけでなく、「この数字から何が言えるか?」までコメントを添えるようにしました。
経営企画でExcelだけの日々を抜け出すヒント
経営企画は戦略的な仕事が多いイメージですが、実際には「泥臭い数字集め」も大事な仕事です。ただ、それに埋もれてしまうと、キャリアの幅が狭くなります。
重要なのは、Excel作業を効率化し、その浮いた時間で戦略思考や提案力を磨くこと。さらにBIツールやデータ分析スキル、プレゼン力を身につけると、「数字をまとめる人」から「数字で経営を動かす人」へステップアップできます。
経営企画に求められるのは「Excel力+提案力」
結局、経営企画の仕事は「数字を武器に戦略を語る」こと。 そのための基盤はExcelにあります。 しかし、数字を作るだけで終わってしまっては、単なる事務作業。 Excelで作ったデータをどう分析し、どう提案につなげるかが本当の腕の見せ所です。 「Excel力+提案力」こそ、経営企画で生き残るための最強スキルだと感じています。
まとめ:Excelは敵じゃない、武器だ
私が経営企画に異動して感じたのは、Excelは避けられないが、使いこなせば強力な武器になるということです。 Excel地獄で絶望しているあなたも、そこから得られるスキルは確実にキャリアの財産になります。大事なのは「数字を通して経営を理解する視点」を持つこと。 今日もまたExcelを開きながら、少しずつでも経営企画の醍醐味に近づいていきましょう。