待ちに待ったGW!大型連休!
海外旅行や地元へ帰省などたっぷりと10連休くらい取って休む方も沢山いると思います。
そんなGWに繁忙期を迎える仕事があります。
接客業や飲食店などは繁忙期で仕事なのはイメージが沸くと思いますが…
意外にも事務職である経理も繁忙期で激務真っ只中です。
カレンダー通りの休みのイメージがある経理のGWは何故激務となるでしょうか。
それは、月初の決算を締める必要があるからです。
世間がGWであろうが経理部は出勤し、期日通りに決算報告しなければなりません。
当記事を執筆するのは現役の経理マン。
社内異動で経理部に異動してからはGWに休んだことは一度もありません。
ここからは私自身の実体験より、経理のGW激務実態を公開します。
Contents
経理は4/27~5/6 頃まではフル稼働!
まさにGW真っ只中である上記の期間は経理にとっては繁忙期です。
もちろん、激務度は会社規模や人員体制によっても変わりますが、GWは3連休あれば経理としては恵まれている方ではないでしょうか。
GWの行楽客と一緒に電車に乗り、いつも通りに会社に出社します。
休日出勤はまったり仕事…なんてことはなく目まぐるしいスピードで決算処理を進めていきます。
「世間はGWか…休みたいなぁ」という切ない気持ちを押し殺しながら毎日出勤です。
終電帰りになることも多く、疲労困憊のGWです。
4月の月次決算は他の月よりも忙しい!
年度の最初の決算(会社によります)であることが多いことから他の月より激務になります。
会計処理にもイレギュラーが多く通常の決算と比較しても割と忙しくなります。
どこの会社も4月には大きな人事異動があります。また、大型人事異動があった関係で組織も大きく変わっています。
組織が動けばお金も動く為、経理部の業務は倍増します。よって、GWは普段の決算以上に激務になりがちです。
本決算の残務処理もプラスされて激務に…
経理部の最大の繁忙期はGWではありません。
3月末から4月上旬の本決算(会社により変わります)です。
この時期は激務は当然です。私の場合は残業時間も100時間を超えてしまいます。
忙しい時期は仕事の優先順位を付けなければならず、「この仕事は本決算を終えてからやろう!」と判断した仕事が山積みになります。
本決算の残った仕事の処理までもがGWまで残ることもある為、激務になります。
経理はGW出社する代わりに代休が取れる!?
世間がGWの中、必死に働いたご褒美に平日代休が取れます。
どれだけ代休取得が出来るかは会社によって結構変わるとは思います。
ただし、休日出勤した分全日数分の代休は取れないケースもあります。
たとえば、5日間GWの休日出勤をしたら3日は平日代休を取りますが、残りの2日は消化できないというような。
経理の仕事はルーティンワークも多く、経理部が休みたくても会社のお金は常に動き続けていきます。
ホワイト企業であれば経理メンバー同士で上手く調整して順番に少しずつ代休を取ることが出来ます。
休みを一人で過ごす派には好都合?
GWはどこに出かけても混雑しますし、特別料金でお金もかかります。
考え方によっては平日に代休を取れる方が良いかもしれません。
家族や友人とは予定が合わないかもしれませんが、一人で休みを満喫できる人には好都合です。
特に独身なら問題なさそうですね。
私の会社の経理部員の中には家庭持ちのメンバーもいますが、GWは全日出社していました。
【まとめ】経理ならGW激務は覚悟しましょう
GWに関わらず、経理職であれば月初の残業・休日出勤は免れません。
事務職はカレンダー通りの土日祝日休みのイメージがあるでしょうが、経理では難しいでしょう。
残業なし・休日出勤なしなどのプライベート重視の方には経理は向いていないと思います。
世間がGW連休で浮かれているのを見るのは正直つらいですが、次第に慣れてしまいます。
予め、経理部のGWは激務を覚悟しましょう。
(ライター:Nakanishi Hajime)