経営企画コラム

【2021年版】経営企画の将来性予測。AIで仕事はなくなる?

【2020年版】経営企画の将来性予測。AIで仕事はなくなる?

AI発展により多くの仕事が奪われ、なくなる時代がすぐそこまで来ています。
会社の戦略立案を担うエリート部署、経営企画部は将来性のある仕事なのでしょうか。

残念ながら、経営企画部の仕事は将来なくなると予測されます。
単純作業はロボットが行い、経営企画部のように戦略を考える仕事は人間が行うと思われがちですが、それすらも危機的状況です。
当記事では、AIによって仕事を奪われる経営企画部の将来を予測します。

【はじめに】経営企画部の仕事内容まとめ

前提として、経営企画部の仕事は多岐にわたります。
AI発展によりすぐになくなる仕事と、そうでない仕事にわかれるということをご理解ください。

経営企画の仕事内容一覧

・全社戦略策定
・各種データ分析
・M&A
・予算案策定
・組織分掌
・経営会議運営
・全社スケジュール作成

会社によって経営企画の役割は異なりますが、一般的にはこのような仕事をしています。
経営企画は会社経営の舵取り役として華々しい仕事をしているかと思われがちですが、意外と地味な仕事も多いのです。
とにかく頭脳を使って仕事をしますが、その頭脳さえ不要になる時代が訪れるかもしれません。

「作業はロボット、考えるのは人間。」という役割分担すら崩壊します。考えるのもロボットのほうが優秀になるでしょう。

【3年後】データ作成はなくなる。

経営企画の地味な仕事といえば、データ作成。
計数管理を行うにあたり、社内のデータを収集し報告しやすいように加工する作業は多々発生します。

主にエクセルを駆使して行われ、誤りがないか検算までしっかりと行うと1日が潰されてしまうこともあります。
精神的にも肉体的にもかなりのストレスを抱える仕事です。

既に時代の波は来ていますが、データ作成はどんどん縮小しなくなります。
現場で起きるあらゆるデータはシステムを通じて収集され、ロボットが自動作成してくれます。
システムを通じて取得できないデータがないような体制づくりをすることが企業に求められます。

【5年後】計数管理はなくなる。

経営企画の計数管理はただ情報を集めて終わりではありません。
膨大なデータの中から課題を抽出します。対前年、対予算、対業界他社など様々な比較を重ねて企業の課題を上層部へ伝えます。

実はこの計数管理こそロボットの超得意分野。AIによって奪われる仕事です。

ロボットは瞬時に異常値を抽出し、原因を探り出します。
AI発展により、課題に対するフィードバックも自動化されます。

しばらくはAIを信じて良いのかわからず、経営企画部がAIの抽出した課題が本当に正しいのかチェックする必要がありますが、いずれはその必要性すらなくなります。
また、経営企画部は社内データを基に将来の見通しを予測しますが、これは言うまでもなくロボットの得意分野。

この商品は来月はこれだけ売れるので在庫をあと●個発注しましょう。
ここの営業マンは今年は●件の成約をするでしょう。課題である新規訪問数を10%増やせば売上は20%上がるでしょう。

こんな予測だってロボットが正確にしてくれるようになるでしょう。人間が考えた見解はもはや必要ありません。

【7年後】資料作成はなくなる。

経営企画の地味な仕事として会議資料作成が挙げられます。
特に重要な経営会議や取締役会の資料はかなり時間がかかります。ムダな仕事のひとつです。

こんな資料作成はAIに仕事を奪われるでしょう。今まで経営企画部員が徹夜で作っていた資料はもう要りません。
瞬時にロボットが資料の案をいくつか持ってきてくれます。

ロボットが作成する資料は面白みのない型にハマったものになる為、最終調整で経営企画部員が手を加える程度で良いでしょう。
手を加える作業も繰り返すうち、AI発展により資料も聞き手を引き付ける独創性のあるものになっていきます。
また、議事録作成についてもロボットが重要な部分をピックアップして作成してくれることでしょう。

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【8年後】組織案決定もロボットの仕事に。

会社の組織案を決めるのも経営企画部の大事な仕事のひとつ。
AIで組織の様々な事情を組み込んだ最適な組織案がロボットによって作られるでしょう。

そもそも、ロボットが有能な管理職機能を持ちます。人間はロボットの指示に従って動くことになります。
マネジメントだけを行う管理職は不要になってきます。大胆な言い方をすれば、人間の管理職上司はロボットです。

【9年後】企業の課題や施策はロボットが出してくれる。

経営企画の醍醐味とも言える経営戦略立案もロボットが出来るようになります。

来年はこんな新商品を開発すれば利益が30%アップします。
M&AならA社とB社が狙い目です。

すべてのデータを持っているロボットが最善の案を出してくれます。勿論、最終判断は社長が行います。
経営企画は必要ないのです。

そして、こんな怖いこともロボットに言われます。

営業部のAさんは会社に必要ない人材です。
経理部のBさんの最近の働き方を考えると給料を20%減らすべきです。

人を切り捨てるのも、給料カットするのも「ロボットが判断したから仕方ない」とカンタンに出来てしまいます。
倫理的には考えものですね…
また、ロボットは忖度ができません。どんなお偉いさんだろうが、間違っているものには「間違っている」とドライに告げられます。

【10年後】中期経営計画もロボットが作成!?

会社の将来を誰よりも予測できるのはロボットです。現実的な中期経営計画案を作ってくれるでしょう。
しかしながら、経営計画には「経営者の想い」も入ります。どんなに優秀でもロボットだけでは完結しません。

ここで言う経営者とは経営企画部員のことではありません。社長や役員です。

「AIをどう使うか?」が問われる経営企画。

ロボットを1つの経営資源としてどう活用していくのかを考えるのが経営企画の仕事として残るでしょう。
むしろ人間の最終的な仕事は「ロボット開発」と「ロボットコントロール」になるのではないでしょうか。

人工知能を上手く使いながら会社経営をする未知のチカラが問われます。

AIが発展するごとに人間はさらに知能を使うことがなくなり、考えることをやめてしまいます。
人間という生き物は無能になっていくことも考えられます。
経営企画の仕事はロボットと切り離せないものとなります。今からAIについて強くなっていないといけないでしょう。

【さいごに】今こそ問われる経営企画部の存在意義。

元々経営企画の役割は経営者(社長・役員)の補佐役として不得意分野を補ったり情報収集をすることが存在意義です。
社長が担当していた経営管理を、組織が大きくなるにつれ管理しきれなくなった部分を代理で行っています。
優秀なロボットが補佐をしてくれれば高年収の経営企画なんて必要ないのです。

AI発展によって仕事を奪われるのは経営企画だけではありません。
むしろ、単純作業の多い部署の方が早めになくなってしまいます。
数年後、経営企画の仕事がなくなったとき自分で仕事を探し出すチカラが問われます。
本当に賢い経営企画部員は自分で独立してビジネスをはじめるでしょう。
(ライター:Nakanishi Hajime)